- 配点 200点 /
- 評論・小説・古文・漢文 各50点 /
- 平均点推移 200点
最近2年の平均点の降下が目立ちます。
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文章を読むにあたって瓦町義塾ではマーキングを徹底しています。
それも、ただ重要そうなところに線を引くといった漠然としたものではなく、
教材「究」のマーキングの仕方をもとに答えの根拠となる部分に正確に線を引いていきます。
マーキングを施した部分をしっかりと読み、マーキングの施されていない部分は目を通す程度にする。
これによって緩急をつけた無駄のない読み方が可能になります。
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センター国語においては、問題のパターンが決まっており、それぞれの解き方が公式のように存在します。
教材「究」のセンター国語解法をもとに設問ごとのパターンに当てはめ、論理的に答えを導きだしていきます。
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現代文の語彙や漢字、古文単語・文法・常識 漢文の漢字・単語・句法・常識 これらは国語を読み解く上で基礎となるものです。
みやび国語塾ではセンターを解く上で必要な知識を授業中ごとの小テストを通じて定着させます。
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評論文はいくつかのテーマカテゴリに分けることができます。
もっとも注目すべきは「文化論」日本文化について論じられるこのテーマは、'98 '01 '08 '09 '13 '14と
過去15年を見ても最も多く出題されているテーマです。
また次に多いのが「芸術論」いわゆるアートについての文章であり、'00 '04 '05 '06 '07と出題されています。
3番目に多い「哲学論」は'11 '12と連続で出題されています。
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2点×5の計10点の配点。小学生、中学生までで習ってきた常用漢字からの出題。
同音異義語や同訓異字、衝と衡のような似た字の違いなどポイントは限定されています。
- 傍線部分はどういうことか 傍線部分の説明を選べ とある問題、センター評論において配点の約40~60パーセントがこのタイプの設問です。
- 傍線部分はなぜか 傍線部分の理由を~ とある問題、センター評論において例年1題がこのタイプの設問です。
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設問の最後におかれている 文章の構成に関して~とある問題 配点が高く8点~12点が割り振られている
本文のマーキングを徹底し、キーセンテンスをつかむことがポイントになります。
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小説にもテーマが存在します。
多くは「家族」をテーマにしたもので、子供と親の対話を中心とし、その間に揺れ動く心情を読み取らせる設問が近年では最も多く出題されています。
また「恋愛」のテーマはほぼ出題がなく、人の色恋については古文で問われるようになっています。
- 問1におかれる語句の意味を選択する問題、設問には本文中における意味としてとあるが、まずは辞書の意味で選択肢を絞ることが重要。
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上述の評論文に合った傍線部分はどういうことか、また登場人物の心情の説明を~となっているタイプの問題・設問の
40~60パーセントがこのタイプの設問となります。
- 傍線部分はなぜか 傍線部分の理由を~ とある問題、センター小説においても近年では1題あるかないかとなっています。
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設問の最後におかれている文章の表現について~とあるタイプの問題、評論文最終問同様配点が高く8点~12点が割り振られている
心情や人物像中心に選択肢を吟味することがポイントになります。
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本試験では01年~13年まで鎌倉以降の文章がメインとなっていました。しかし14年には源氏物語が出題され、平安時代の古文からの出典となりました。
ここで分かることは、主語判断に重きをおくようになっていることです。平安の文章は鎌倉以降の文章に比べ圧倒的に「誰が」「誰に」という主語、
目的語をつかみにくくなっています。正しい知識をもとに正確に主語を判定する能力が求められています。
- 傍線部分を解釈しなさいという問題。ア~ウの三問に分かれる。1単語・慣用表現 2文法と知識を試す問題となっています。
- 傍線部の文法説明を要求する問題。識別の内容を完璧に習得することが必要です。また敬意対象問題が出題されることもあります。
- 近年では傍線XYZの付される問題。根拠は傍線の近くが多いですが、心情や二項対立を見抜いて答える必要があります。
- 和歌の解釈を求める問題、和歌独特の文法や修辞法を習得しておく必要があります。
- 本文全体を見渡して答える問題。表現にとらわれるよりも、主語判断、心情に重点をおいて選択肢を吟味すべきです。
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02年~14年まで随筆・評論から出展されています。ここで分かることは、ストーリー性の強い問題がほぼ問われなくなっている
筆者の考えや主張を捉えることが設問の中心に置かれているということです。現代文の評論のように筆者の主張をつかむことを重点にしていく必要があります。
- 漢文単語・慣用表現として100ほど覚える必要があります。また一つの漢字から二字熟語を類推する能力が求められています。
- 句法・文型・重要語の読みの能力が問われています。句法は特に送り仮名を覚えるように努めましょう。
- 句法・重要語を中心に傍線部解釈します。
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主に最終問題に置かれる問題、筆者の主張を反語、強調表現から正確につかみ取りましょう。
また論理展開については漢文の文章構造のパターンを覚えることでたやすく解けるようになります。